
先日、右の小窓で富士丸を連れて新宿のとある会合に出席した、と書きましたが、何の会合だったのかというと、合コンなのでした。ネットで知り合った女子3名と男2人、プラス犬一匹の不思議な合コン。待ってるだけじゃ駄目、やっぱり出会いは自分から動かないとね。

というのは嘘で、実は現在発売中の
『CREA Dog』(富士丸もちょこっと出ています)に気になるページがあり、その方にコンタクトを取ってもらえないかと編集者に相談したところ、幸い先方もこちらのことをご存知で、それなら一席設けましょうと文芸春秋がセッティングしてくれた会合なのでした。

待ち合わせたのは、新宿のとあるお店。実はここ、
『富士丸のモフモフ健康相談室』で大変お世話になった敏腕編集者のOさんが見つけてくれた、世にも珍しい大型犬オッケーの完全個室居酒屋。いくら個室とはいえ、こういうところに普通に人ひとり分のスペースを使って富士丸が座っていると、何とも不思議な気持ちになる。

ほどなく皆さんご到着。連れて行くとは伝えていたものの、実際にこのおかしな光景を目にすると、一様に驚きを隠せないもよう。そりゃそうだ。しかしなぜか落ち着いている富士丸。そうそう、お会いしたかったのは、写真家の服部貴康さん(写真中央)とクリエイティブディレクターの小山奈々子さん(切れているけど写真左側)。現在、この2人が中心となって活動している
『ただのいぬ。プロジェクト』というものがあることを先の誌面で知り、一度お会いして話がしてみたいと思ったのでした。
『ただのいぬ。』とは、保健所や動物愛護センターの収容されている名も無き「只の犬」のことであり、「無料の犬」という意味もあるという。そして「ただのいぬ。プロジェクト」とは、そういう犬を少しでも救えないかと写真展を開いたり様々な活動をされているらしい。そういう意味では、富士丸も里親募集サイトに出ていた「ただのいぬ。」。

また、活動の一環として行っているのが鑑札で、これが付いていないために施設に収容されてしまったりする犬が多いため、少しでも多く付けてもらおうと、世田谷区保健所と共同で行っているのが犬鑑札のリニューアル・プロジェクトだという。2009年4月から世田谷区ではこのような鑑札が交付されるとのこと。詳しくは
『コチラ』でご覧ください。

そんなわけで、犬と暮らす者として何か協力できることはないか、出来るとしたらどんなことが出来るのか、というような話をしてきたのでした。今後、どのようなかたちでこのプロジェクトに関わっていくのかはまったく未定なんですが、何か一緒に出来ればと思っておりますので、そのときはどうぞよろしくお願いします。

ちなみにこの日集まったのは編集者も含めて全員年の近い独身だったため、途中で「何だか、合コンっぽいですよね」という話になったのが、女性陣3名は「だったら私は富士丸」と口を揃え(真顔+即答)、実際、富士丸の隣の席を争って途中で交代などされておりました。

合コンじゃなくて良かったです。
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